WordPressにテーマをインストール&有効化した後、やるべき初期設定をご紹介します。
一見手順が多いですが、今後の運用のしやすさ・Googleのパフォーマンス対策・セキュリティ対策を考慮して必要な初期設定をまとめています。
30分程度で終わる作業なので上から順に設定をしていきましょう!
目次
ホームページ設定をする
TOPページの検索エンジン向けテキストの設定・ブログ一覧の表示&URL設定のために必要な手順です。
「TOPページ」という固定ページを作る
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左側メニュー「固定ページ」から「新規固定ページを追加」をクリック
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右上の「公開」ボタンをクリックしてページを公開
「ブログ一覧」という固定ページを作る
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左側メニュー「固定ページ」から「新規固定ページを追加」をクリック
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タイトルに「ブログ一覧」と入力する
ブログとして使わない場合、「コラム」などに名前を変更しても、問題ありません。
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右側メニュー「固定ページ」のタブにある、リンクのURLをクリックして「blog」に変更する
ブログ一覧のURLを「blog」以外にしたい場合は、ここで設定してください。
STEP
右上の「公開」ボタンをクリックしてページを公開
設定→表示設定からホームページ設定をする
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左側メニュー「設定」→「表示設定」をクリック
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ホームページの表示で固定ページを選択し、
ホームページには、「TOPページ」の固定ページを設定
投稿ページには、「ブログ一覧」の固定ページを設定
設定したら「変更を保存」をクリック。
WordPressの更新をメンテナンスとセキュリティーリリースのみにする
WordPress側の更新を自動で全て受けてしまうと、大型アップデートの時にサイトが崩れるリスクがあります。大型アップデートの更新のみ受け取らないようにこの手順を行います。
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左側メニュー「更新」をクリック
「更新」が表示されていない場合は「ダッシュボード」をクリックすると表示されます。
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「メンテナンスリリースとセキュリティーのみの自動更新に切り替えます。」をクリック
ブログ記事のURLを数字に設定する
ブログを使用する予定がなければ設定しなくても問題ないですが、今後使う可能性もあると思いますので、初期設定時点で設定しておくことを推奨します!
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左側メニュー「設定」→「パーマリンク」をクリック
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パーマリンク構造をクリックし、「カスタム構造」にチェックを入れる
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カスタム構造の入力欄を「/%post_id%/」とする
スパム対策としてコメント許可を外す
コンセプトボードのテーマはコメント欄は使用できませんが、管理画面側で許可の設定になるとスパムのリスクがあるため、スパム対策としてコメント許可を外します。
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左側メニュー「設定」→「ディスカッション」をクリック
管理画面からの一括設定は、すでに投稿されているブログ記事には反映されません。
すでに投稿されている記事は、記事ごとにコメント許可を外す必要があります。
メディア設定
ページ内で使う画像で大きい画像をアップロードした場合でも、自動でサイズ調整がされるように設定をします。
STEP
左側メニュー「設定」→「メディア」をクリックする
プラグインを4つ追加&初期設定をする
最低限必要なプラグインを4つはじめに追加しておきましょう!
プラグインの追加方法
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左側メニュー「プラグイン」から「新規プラグインを追加」をクリック
STEP
プラグインの名前で検索し、「今すぐインストール」をクリック
Screenshot
初期設定で追加すべきプラグイン4つ
WP Multibyte Patch
日本語のファイル名を英数字に変換するプラグインです。後々バックアップを取る時に日本語のファイルがあると文字化けする原因になるため、制作時に追加しておきます。
初期設定は不要なのでプラグインを追加し、有効化するだけでOKです。
WordPress.org 日本語
WP Multibyte Patch
WordPress 日本語版パッケージのためのマルチバイト機能の拡張。
XML Sitemap Generator for Google
Googleのロボットがサイトを認識することで、検索結果に表示されます。このプラグインはGoogleが認識しやすいサイトのページ一覧を自動で作成してくれます。
プラグインを追加・有効化した後、初期設定が必要です。
WordPress.org
XML Sitemap Generator for Google
Generate multiple types of sitemaps to improve SEO and get your website indexed quickly.
初期設定手順
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左側メニュー「設定」→「XML-Sitemap」をクリック
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「Help Us Improve」という画面が表示されるので、
「I don’t know what I want」のボタンをクリック。
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設定ページが表示されるので、下にスクロール。
更新頻度の設定の「投稿」を「毎日」に変更。
EWWW Image Optimizer
画像を最適化するためのプラグインです。サイトの読み込みを早くするための画像の圧縮とGoogleが推奨している画像形式(Webp)への変換を一括できます。
プラグインを追加・有効化した後、初期設定が必要です。
WordPress.org 日本語
EWWW Image Optimizer
より小さな画像、より速いサイト、より幸せな訪問者。ロケット工学の学位を必要としない、包括的な画像最適化です。
初期設定手順
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左側メニューの「プラグイン」をクリックし、「EWWW Image Optimizer」の設定をクリック
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「サイトを高速化」「保存スペースを節約」「今は無料モードのままにする」にチェックを入れて「次」をクリック
「保存スペースを節約」をクリックすると、サーバー内にリサイズ前の画像が保存されないため圧縮前の状態に戻すことができなくなります。
ただし、サーバーにサイズが大きい画像が保存されなくなるため、サーバー容量を節約できます。
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遅延読み込みのチェックを外し、WebP変換にチェックを入れ、幅の上限1920・高さの上限0にして「設定を保存」をクリック
WebP変換にチェックを入れると英語で確認文が表示されますが、「次へ」ボタンをクリックで大丈夫です。
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プラグインの設定画面が表示されます。黄色いボタンの「ルディクロスモード」をクリック
プラグインの設定画面は、「設定」→「EWWW Image Optimizer」とクリックしても表示できます
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変換タブで「変換リンクを非表示」にチェックをいれて、変更を保存する
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「Essential」タブの下までスクロールし、WebP変換にチェックが入っていることを確認して「リライトルールを挿入する」をクリック
「リライトルールを挿入する」を押したとき、サーバによっては「このサイトには mod_headers が抜けているようです。… 」のメッセージが表示されることがありますが、無視して大丈夫です。
Custom Post Type Permalinks
お知らせやサービス・実績など、ブログ以外のコンテンツのURLを自動で数字に変更する設定ができます。更新ごとにURLを変更する手間がなくなるので、運用が楽になります。
プラグインを追加・有効化した後、初期設定が必要です。
WordPress.org
Custom Post Type Permalinks
Edit the permalink of custom post type.
初期設定手順
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左側メニュー「設定」→「パーマリンク」をクリック
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「カスタム投稿タイプのパーマリンク設定」の項目をすべて「/%post_id%/」と入力する
この設定をすると、手動で変更したURLも数字(投稿ID)に変更されます。
カスタマイズしたURLにしたい投稿は「/%postname%/」のままにしてください